居住中に家を売る!物件写真撮影の流れ解説

築6年の建売住宅を売却し、注文住宅を買いました。
今回は、居住中に物件情報を掲載する流れについて解説します。

新居完成を待たずに物件情報掲載

注文住宅を買うことが決まった当初、

新居が完成する頃に売却すればいいや!

と思っていました。

が、調べていくうちにそれは間違いだと知ったんです。

実際は、新築完成予定の半年前から売却情報を掲載しました。

居住中の家の売却情報を早く掲載するメリット・デメリットをまとめました。

メリット

  1. 高く売れる可能性が高い
    家はやはり築浅が売れやすいと思います。
    今日が一番築浅。
    同じ地域で他にも物件がありましたが、家よりも築年数が長いものばかりでした。
  2. ダブルローンの可能性を低くする
    ダブルローンというのは、現在住んでいる家のローン➕新しい家のローンをダブルで組むということ。
    新しい家を買う=新たに住宅ローンを組む、ということですよね。
    早く売りに出すほど、買主が探しやすい可能性が高い。
    ダブルローンの可能性は低くなります。

デメリット

  1. 新築の準備と重なって大変
    我が家の注文住宅は土地の購入から始まりました。
    それと同時に、次々計画される新居の打ち合わせ。
    さらに売却の準備もしないといけませんでした。
  2. 常に掃除しないといけない
    査定評価のための掃除。
    物件情報を掲載するための写真撮影。
    内覧など。
    とにかく来客が重なるので、常に掃除は意識しました。
  3. 買主と顔を合わせる必要がある
    内覧は不動産会社の担当者だけでなく、売主も同席します。
    初対面の人に家のアピールをする必要があります。
    私は物怖じせず話せるタイプですが、それでも気疲れしそうです。

物件情報を掲載するまでの体験談

元々住んでいるのは、築6年の戸建て木造住宅です。

物件情報を掲載するまでの流れについて、実際の体験をもとにまとめました。

不動産会社へ査定を依頼

我が家の場合、家の査定依頼をしたのは新しい土地を探していた時期と同じ時期です。

査定を依頼したのは3社でした。

  • ハウスメーカーA
    新築の土地探し中、候補地の担当だったメーカー。
  • ハウスメーカーB
    建売住宅を購入したメーカー。
  • 不動産会社C
    不動産売買を専門に扱っている会社。

B,Cの2社と契約しました!

契約する会社を決める時にわかったことをまとめます。

  • 査定額が一番高い=一番良い ではない!
    今回の査定で一番高額だったのは契約していないA社。
    ですが、ポイントとなるのは実際に手元に残る金額です。
    A社は、他社よりも手数料が高かったので、他社と比較した際に逆に損をする結果になっていました。
  • 専任媒介契約と一般媒介契約のメリットとデメリットを考える
    我が家は一般媒介契約です。
    どちらの契約にするかは、自分が売りたい物件の条件によると思います。
    我が家の場合、人気のエリアであることから一般媒介にしました。
    売却は初めてだったので、専任だと心配だったことも理由です。

契約締結

契約締結は割とあっさり終わりました。

  • 担当者の方が自宅に契約書類を持参
  • 内容を確認、売却希望額と署名、捺印

売却額は会社によって変えることはできないようです。
契約締結前に、家族会議で決めておきましょう。

物件の写真はどうやって撮影するの?

物件情報をネットや店舗で掲載するための写真を撮影します。
写真は物件に興味を持ってもらうために、非常に重要なポイントです。

撮影日時は大掃除ができるタイミングで!

私が写真撮影で気になったこと。
それは、どの程度まで生活感を出さない状態にすれば良いか。

担当の方に確認したところ、

なるべく生活感は出さないようにしてください。

と言われたので、

  • ダイニングテーブルや大きめの家電以外は全て隠す
  • お風呂のボトル類や椅子など全て隠す
  • 洗面所の洗濯物やタオルなどをクローゼットにぶち込む
  • 玄関に出ている靴は全て片付ける

など、とにかく隠して掃除をした状態にしておきました。

意外に時間がかかったので、写真撮影の日時は、直前に掃除ができるように調整しましょう。

我が家は2社と日時調整をしました。
できれば同日か近い日程が良かったのですが、先方の都合がつかず1週間くらい間が空きました。

再度綺麗にしなければいけなかったので、2社以上と契約する場合は日程はまとめることをお勧めします。

映えスポットは売主から提案する

基本的には担当の方にお任せする形で良いと思いますが、こだわりポイントがあれば必ず事前に伝えておきましょう。

映りが良い場所、お勧めポイントは担当者よりも実際に住んでいる人が詳しいはず!
アピールしたい設備や間取りがあれば事前に伝えましょう。

我が家の場合、全ての部屋を撮影するのは難しかったので最低限の設備でお願いしました。

  • 水回り(トイレ・お風呂・キッチン)
  • リビング
  • 洋室
  • 玄関
  • お庭(外観)
  • ガレージ

我が家はお庭とガレージが差別ポイントだったので、数枚写真を撮影してもらいました。

居住中の売却について気になること

居住中に戸建てを売却することについて、気になることをまとめました。

売却のタイミングは?

結論、早い方が良さそうです。

元々、私の考えは

新居が完成する頃に売却すればいいや!

でしたが、家が売れるまではある程度の期間が必要です。

居住中に売却の手続きがあったり、新居の打ち合わせがあったりと一時的に忙しくなるので、住み替えを検討している段階でどちらも情報収集をしっかりしておくのがおすすめです。

居住中は売れにくい?

担当者の方から聞いた話だと、居住中の売却はよくあることだそうです。

売れにくい、というのは空室物件に比べてハードルが高いことがあるからかもしれません。

  • 即日の内覧が難しい
  • 売主、買主と顔を合わせる必要がある
  • 値引き交渉などの話し合いがある場合も

居住中の場合は、買主側も売主側も手間に感じる部分が多いことが理由にありそうですね。

売主側としては、まだ居住中なので、どうしても生活感が出てしまったり、内覧で掃除や対応の手間がかかる点がデメリットに感じました。

新居完成後も売れない場合は?

金銭面だと、避けられないのがダブルローン。
住宅ローンを2軒分支払うことになります。

家計にはかなり負担になるため、ダブルローンを避けるためにも早めの売却を目指しましょう。

まとめ

居住中に家を売却する方法や、写真など物件情報を出す流れについて解説しました。
新居完成に向けての動きも大切ですが、同時に売却に向けて早めの行動が大切です。

我が家は、新居完成の半年前に売却情報を出しました。

戸建てから戸建てに住み替えを検討されている方の参考になれば幸いです。

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